インターネットの普及や教育環境の改革により、世界へ通用する人を育てようという動きのある学校教育の現場。
確かにその努力の甲斐あって、世界で活躍する日本人が増えつつありますが、残念な話も聞こえてきます。
『日本人なのに日本の文化を体現できないひとが多い』
「民謡」というものは地域に根付いた文化であり、日本人から見ると泥臭く古臭いイメージがありますが、世界中に「民謡」というものは存在し大切にされています。
仕事などを通じて出会った人の生まれた故郷の話に興味を抱く人も多く、その時に前述の言葉が胸の中に生まれるそうです。
子供のうちから耳に入れておくだけで本当は覚えてしまうものなのですが、環境がないのでなかなか覚えられないのが日本の社会です。
祭りが盛んな地では「民謡」のみではなく、舞踊も楽器も楽しめる文化がありますが、そうでない場合はやはり習うほかにありません。
親が覚えて子供に伝えるか、子供が習っていくか・・・方法はいろいろありますので、ぜひ相談してください。