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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
旧宅を解体しました。
更地になってしまうと面影というか、一気に印象が変わってしまいます。住んでいた所だったので寂しい気もするのですが、今住んでいる場所があるのでほっとしているというかなんというか…
一区切りついた気がしてます。
確か旧宅に入った年は56豪雪の年でした。福井市内を走る路面電車が雪に埋まり、道という道が雪で狭く歩きにくい場所に変わってしまいました。
学校へ通う道も道路では無くなり、獣道に。その中をあっちこっちと高く積まれた雪山に登ったり、軒先にぶら下がるつららを手にちゃんばらしたり。家の屋根の雪を降ろしたら裏に雪山が出来て、ミニスキーをして遊んだり、雪に飛び込んで埋まって抜けなくなったり。
そういえば同級生が雪遊びをしてベタベタに濡れてしまった服をすべて脱いでしまった事件もありました。今思えば結構大変な時に引っ越したもんだなと記憶してます。
民謡ブームがまだあった頃だったので、唄のお稽古の時など車はどこに停めていたんだろうか。
そういえば新年会、忘年会、いろいろと教室の行事もある中でも車の置き場所はどうなってたんだろう。路上駐車しているのは知っていましたが、目の届く範囲しか把握してません。たぶん至る場所に停めてたんだろうと思うし、それが普通な時代だったとも。
駅前の商店街が廃れていったのは路上駐車を排除したからだ、なんて声が聞こえた事もありますね。
路上駐車のせいで緊急車両が通れないという事態もあるので排除したのですが、そのおかげで商店街に足を運ぶひとが減ってしまったという…都市計画は街を活き活きとしたものに変えるわけではないんですよね。
と、いう事で区切りがまたひとつ。
そして今日はもうひとつ私立高校受験の結果発表もあります。
それも発表があれば一区切り。
人生、一区切りの連続。
ではまた。
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