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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
仕事を受ける時に必ず確認するお話。
相手の条件と合うのか合わないのか。
その日にほかの約束が入っていないか、予算などの条件が整った上で仕事を引き受けます。
当たり前といえば当たり前の話。
しかし、音楽関係の依頼って相場観が無いので、相手の条件と全く合わない事もしばしば。
それなりに必要経費がかかる楽器もありますし、衣装や舞台セット、また音響装置やお手伝いの人など人件費や資材費を考えて検討して頂ける話ってほぼ皆無です。
金額交渉みたいな話って苦手な人は多いものです。
ありがたい申し出の手順は、こちらの条件を先に聞いてくれる事ですね。
よくある話の進め方は
①時間の確約
②依頼主の条件
③こちらの返答
という順で話を進められます。
確かに予定が空いていないなら最初から話を進める事なんてしなくていいですよね。しかし、予定が無いのであれば暇なんだろ、みたいな態度が丸わかりの時なんかもあります。こういう時には出演料の交渉で断る事も出来るわけですけど、前述のとおり金額交渉ってのはなかなか切り出しにくいものです。
出来ればでいいので、
①出演料の確認
②時間の確約
という2項目をこの順序で話してくれるとありがたいです。
それでなければ最初から「よくわからないんで教えてください」が一番。
今はマッチングをしてくれる場所もあるようです。
検索したら出てきました。
プロダクション契約をする時代もありましたが、今ではこういった場所もあるようです。
登録して利用するので手数料が必要になりますが、出演料の提示をはっきり出しているので金額交渉の面では助かりますよね。
重造会のホームページに出演料の掲載がされていないのに気付いての記事でした。仕事依頼を増やそうと思うとそれなりに営業努力なども考えなくてはなりませんが、飛び込み営業で契約できる仕事でもないわけで…けっこうこの業界の仕事探しってむずかしいです。はい。
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