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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
1月の雰囲気としての印象としてあるのは
・新年会
・成人式
などなど。おめでたい雰囲気というのがあります。
コロナ禍、先日のように地震などの災害があると一気に無くなってしまうものですが、普段通りの年越し、正月を迎えていればそういう雰囲気が巷にも漂います。
そういった雰囲気を感じ取って舞台にも活かしていくこともあります。
雰囲気づくりで活躍するのが衣装です。衣装ってその季節ごとも変わりますし、舞台の開催理由によっても変えたりします。今は洋装も流行っているのでそれなりに変化もありますが、新春とくれば、やっぱり和服がしっくりくる感覚ですね。
この辺の感覚って世代によって様々で、正装として使う人もいれば、現代風にこだわって和服をほどいて作った洋服を衣装にもってくる人もいます。これってけっこうイイ感じだと思うのですが、なんとなく世代が違うなという感じでわたしは選択していません。
昔は舞台で着物を着るのも段階があったようですね。
最初は着流し。少し有名になってくると同じ着流しでも柄にこだわりや変化が出てきて、経験年数や実績から袴をはくようになり、ある年齢から先は黒紋付に袴一択になるという。袴も色のついたものだったり、縞模様だったりいろいろあるのですが、その時々で変わる段階があったそうです。
最近は黒紋付に袴姿がわたしも定番。
一番引き締まって見える姿かなと思います。
雰囲気づくりに着物選び。
調べてみるとおもしろいですよ。
ではまた。
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