企業の新年会から

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

昨年は会社内でも部署ごととか、一部取引先の、しかもさらに一部の人で、新年会というより新年の挨拶会程度で仕事始め後のイベントは終了していたと思います。

 

今年はそういった気遣い?も必要なくなったのと、以前のような働き方=人との縁作りが大事であることを反映して、新年会を開催するところも出てきているようです。

 

演奏依頼の話がきて、周りに聞いてみて気が付きました。

 

世間には少しづつ活気が戻ってくるというか、リモートでの会議・打合せを利用しながらも、対面での繋がりを取り入れているような動きになっているようです。

 

リモートはリモートで便利だし、ちょっと深い話や仕事外の雑談もしてもOK的な空気を求める時は、対面でコーヒーでも飲みながら、経験を活かした働き方が生まれた気がします。

 

コロナ禍になって、自分の仕事とはどんな事をしているのか、見直す時間がたくさん取れました。

 

メインになるのは「伝える」という事です。

使うのは楽器で、届けるのは音。その対価として顧客が受け取るのは感動、驚きといった非日常と新発見。

 

コロナ禍での障壁は「生で身をもって体感してもらう」か「収録物等で日常に取り入れてもらう」かを『選ぶ事』でした。

 

教室もリモートで開催する先生たちも現れ、便利さを体感したり、不都合を体感したりしたでしょう。どうしても目の前で、生の演奏を、という考え方の先生たちは、やりにくさを感じたと思います。

 

自分の信条はなになのか?という自らへの問いに対して、答えが出ないまま教室を閉じた先生もいるでしょうし、生徒さんも多かったと思います。習い事の業界は、これから変化があるような気がします。

 

動きがあることをやっと感じた気がします。

 

ではまた。

 

 

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