ブログを御覧いただきありがとうございます。
津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
ここまで書いてきて気が付いた。
テーマという言葉を使っているが、以前はシリーズという言葉を使っていたらしい。
そのうち直そうと思います。
まぁ、人生の中でも揃わない事、間違った事、いい加減な事というのはたくさん存在します。ある日は粉骨砕身で、ある日はだらけまくり。そんなメリハリがないとダメになってしまうんだと思います。
ストレス発散なんて話をよく聞きますが、それってそういう事じゃないでしょうか。我慢してでも集中する場面と、まったく緊張することなくいられる場面を自分で作り出せるという事が大事じゃないでしょうか。
休む事
身体的に休むことと、精神的に休むこと。
また個人として休むことと、団体組織として休むこと。
休むってとても大事です。
だからこのブログもよく休みます。
ある程度の休みがあることによって次が続く・生まれることもあるわけです。
休みっぱなしと言われるほど長期でないと生まれてこないアイデアや解決法なんてのもありますよね。日にち薬って言葉がありますけど、まったくその通りです。でも、なんとなく休めないもんですよね。特に職人気質のひとは難しいと思います。
プロという言葉と職人という言葉の違いのひとつってここにあると思います。
休むことも仕事と言い切るのはプロ。
言い切れないのは職人。
そんな感じ。
感覚を鈍らせるな、という舞台の世界はどちらかというと職人向けだと思います。
役に入り込んだら公演期間が終わるまでその人になる俳優とか。
仕事も趣味も稽古と言い切れちゃう人とか。
休日に機材を磨いてストレス発散してる人とか。
舞台関係者のなかではめずらしい人々ではありません。
プロと職人、どっちが上なんだ、どっちがいいんだ。
という話になったりするんですけど、比べる側の方がおかしいです。
なんで上下を決めたがるのか理解できません。
どっちがあなたに合ってるか?じゃないんですかね。
『休みたいんだけど、周りに気を使ってしまって…』
『休むことで取り残される気がして…』
こういう考え方になる人は自分の立ち位置を見直してみてはいかがでしょう。
自分の先輩や師匠、尊敬にする人がどんな人なのか。そのひとは神様ではないですし、聖人でも仏様でもないので、どっかおかしい人かもしれません。どっかおかしいから、どっかが優れているというプラスとマイナスの考え方に変換してみてはいかがでしょうか。
身体のことも、心のことも、家族や親せきや周りで助けてくれるひとも全部大事です。いつまでもこの道でやっていくには休み方を考えて、しっかり休むことも大事だと思います。
ではまた。
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