時間をかけるということ

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

時間をかけることで物事がうまくいくことがあります。

お稽古がそのうちのひとつ。

時間をかけたくない人にはお稽古は向いていません。

 

わずか、わずかの上達を人生をかけて楽しむのが趣味の世界です。ですから時間がかかる事を覚悟しておかなくてはなりませんね。

 

同じく時間をかけることでうまくなる代表的なものが料理です。先日作っていたキャラメルソースが出来上がりました。

 

トロトロとろとろと石油ストーブの上で水分を飛ばしていくだけのものです。

 

それだけのものなのですが、やめられない美味しさが生まれます。

もとは牛乳と砂糖だけですなんですけどね。

 

かましのお稽古を積み重ねるとわかってくることがあります。

しかし時間をかけないとわからないです。

 

気が付くとうまく音をだせていない3の勘所の音。

一番最後にはじく三の糸の開放弦0の音。

 

最初のころと10年後ではやり方が変わっていたりします。

その10年でなにを積み重ねてきたでしょうか。

 

一年の集大成が明日に込められます。

 

明日はそば打ちの日。

すっかり怠けているそば打ちはどんなものに仕上がるのか…