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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
※今日の記事は前にも書いたのかもしれない内容の記事になります。
民謡の世界にもコンクールがあります。
そのコンクールの内容で理解できるものと理解できないものとありまして、なんでこんな事が当たり前になっているのかな?と思っています。
あるひとつの芸が上達するに伴って、付随してくる芸の見方や、別の曲も同時に上手になることがあるのはわかるんです。
けどね、青森の民謡と沖縄の民謡を比べて、なんで順位を決められるんでしょ?
こうやって書くと大きい団体の批判になっちゃいますけど、範囲が狭くなっても一緒です。
津軽じょんから節と津軽あいや節を比べてしまうのってどうなんでしょ?
ある程度想像はつきますよね。
この唄をここまで唄うんだから、という想像。
〇〇民謡と条件を絞り、聴き比べれば共通する部分を察知して選手の技術を見極める事は出来ます。
しかし、県が違ったら、地域が違ったら、声の出し方から雰囲気づくりまで全部違います。その違いの幅は想像を超えてます。そこで順位を決めていくわけですけど…決められないでしょ。
上手いのか、下手なのかって同じ曲を唄ってもらって初めてわかるもんじゃないのかな。課題曲で競ったりするのが本当じゃないのかな。
あいや節が上手でもよされ節が下手なひとっていますよ。
人間だもの、ねぇ。
変だと思うんだけど…わたしが変なのかな。
どうなんでしょうね。
つづく。
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