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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
わたくし福井県が地盤で活動しているので福井県内の文化関係の団体に所属しています。
長くお付き合いのあるのは福井市文化協会で、福井市の文化祭では重造会の皆さんと毎回発表しています。
その他にも所属していた団体、また所属している団体があります。
過去形になっている団体はいろんな事情があってやめました。
最近だと日本民謡協会がそうでして、お金の事で相手を信じられなくなったのでやめました。
不手際というものは誰にでもあることなのですが、ある部分の不手際は許せないこともあります。
そういった事があった時は決断するのですが、また決断する事態になりました。
「福井県文化協議会」というのがあります。先述したのは福井市文化協会でややこしいのですが、「市」と「県」というくくりの中で団体があります。おそらく全国の都道府県で同じだと思います。
昨日、その福井県文化協議会の総会が開催されました。所属してからは日が浅いのですが、前会長からの話もあり今年度は新理事として活動する予定でした。
しかし、新会長より「県から補助金の不正受給があった」との話を臨時理事会で聞きました。会計監査を受けている団体（一般社団法人です）なので、そんなことできるわけがないとは思ったのですが、新会長の話ではそれが事実だったようです。
残念な話なのですが事実は受け止めなくてはなりませんし、前会長の体制の時に起きた事なので新会長が是正していくのだろう・・・と思っていました。
福井県文化協議会の中には顔見知りのひとも大勢いて、前会長や副会長を務めるひとにも知り合いはいました。そのおかげもあり、また組織の若返りという課題もある中だったので、新理事にという話をしてくれたのだと思います。
そんな中だったので非常に複雑な気持ちに・・・。
重造会の代表者として、さらに生徒さんからは会費をもらって所属しています。金額は大きいものではありませんが、重造会の皆さんから信用を受けた中で所属する事を決めているので、変な団体怪しい組織へ加わるわけにはいきません。
事務局に問い合わせし、その後に新会長から話がありました。しかし、新会長から話を聴くとなんだかうやむやに闇の中へ葬り去ろうという考えが見えてきました。不正受給と理事会で発言した内容も、「県への返還等はもう出来ない」と理由のはっきりしない理由で会計上で済ますとか。
理事会は現理事（昨年度理事になりました）、新理事が揃っていて、新会長はその時は副会長なので不正受給をしたという時に中枢にいたわけです。内部告発的に大きく発言したのですが、もう会長が変わったからという事で幕引きにしようと思っているとの事。
なんじゃそれ？って感じ。
県の補助金って税金から回ってきてるお金なんですけど・・・不正受給って犯罪ですよ。会長変わったからＯＫ！なんて…そんな事で結末なんてのは許されるんでしょうかね。あと、この事実を役員・理事以外の所属団体の皆さんは知らなくていいんでしょうかね。
うーーーん。
団体ってのは難しいですね。
と、こんな事がありまして新理事の話を辞退しました。
文化に関係しているので所属自体はどうするか、これから考えなくてはなりません。
まずは生徒さんにも相談ですけど…
わたしの見る目が無かったんだろな。
ため息しか出ません。
追記：
その後、新会長の話では「不正受給があったことが許せなくて辞退した」また「当時副会長であった新会長が不正を正せなかったかったこと」が理由だと話している事がわかりました。
しかし、新会長の告発により不正受給に関しては査察されており、不正はありませんでした。
申請に関して必要な書類の準備等に、新会長となった方は査察後も疑問をもったままいたそうです。
わたしは新会長が選挙時、また就任時にも「クリアでクリーンな」と話した内容に対して疑問なわけです。
・不正受給は無かったのに、なぜ不正受給という言葉を用い選挙の票集めをしたのか。
・また不正受給と思う補助金なのであれば、なぜそれを返還しようという考えに至らないのか。
他にも、クリアでクリーンな団体を目指すという話とは程遠い返答が並びました。
そんな話があった上でわたしは新会長の事を信用できず、協力できる気持ちにはなれませんでした。前会長が原因で悪者としたいような話に聞こえてくるので追記しました。
前会長とも直接話をしており、なにがあったのか聞いています。内容におかしいところがあったり、隠していることがあることもあるでしょう。しかし、それをすべて照らし合わせた上での判断です。
前会長を悪者とするのであれば、新会長も悪者です。新会長の責任とした事はよいと思いますが、原因は違う事をここではっきりしておきます。
任期２年の間にどれだけクリアにしてくれるのか見守ります。
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