大会へ向けて⑨

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

大阪で開催された全国コンクールの動画もやっと半分。

放置の時間が長いのはパソコンのスペックのせいなのですが、再生時間より変換時間の方が長いというのは普通のことなのだろうか?録画し直し的な感覚なので、待ちながらも納得が出来ない。

 

 

さて、シリーズ「大会へ向けて」も区切りまで2回となりました。

 

9回目となる記事のテーマは「納得」です。

 

今まで練習してきた内容で仕上がってきた曲に納得出来るかどうか?という事です。

 

 

大会当日なんですけど、実力以上の力は発揮できません。急に音が正しく弾ける事もないし、テンポのゆらぎが消える事もありません。表現したものに説得力が生まれるのも、全て日々のお稽古で仕上げた力の50%も出せたら上出来です。火事場のクソ力なんてのは必要ないし当日にそんな事は起きません。

 

お稽古している段階からそこを納得しておかないといけないのです。

生徒さんに対してわたしは口が悪いので「夢を見ないように」と話しますが、そういうことです。

 

普段、力を高めてきた結果の何割かが大会での結果です。

 

 

夢見がちになると、余計な緊張を生み、余計なミスを呼び、不始末な終わり方だと後悔を残します。

 

最悪ですよね。そうなる前に、自分の現在を見直すんです。

 

毎年参加していて順位の推移がわかる人であれば、その順位の目標が立ったりもするでしょう。

 

 

理想は出場前から昨年より進歩している事を実感する事。納得の中身は現実的な視点なので、大会の点数や順位を見る前に一度素にかえっておくといいと思います。

 

家ではうまいんだけどな〜。

大会でもうまいといいんですけどね😊

 

ではまた。