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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
世の中には「もうしん」という読み方で『盲信』と『妄信』という書き方をする言葉があるそうです。
※妄信はぼうしんともいうらしいです。(国語苦手)
盲信は「理解できていないのに信じ込む事」
妄信は「物事の結果や是非を考えないで信じ込む事」
なんだそうで、これはどちらもお稽古の時に大事な要素(努力の項目)になります。
盲信に関して例を挙げると、師匠の言っている事が理解できていないのに、言われたことをただただ信じて続けていくような努力。妄信に関して例を挙げると、師匠の音をただただ信じて追いかける努力。こんな感じですかね。
本来ならどっちもあまりよい意味を持たない言葉なのですが、重要な言葉なんです。
共通するのは師匠の教えです。
教えの通り、教えの向かう方向へあなたの努力は進んでいるのか。
こっちの道もあるんじゃないの?って思ってませんか?
お稽古に裏技や攻略法はありません。
ただただ地道な繰り返しだけ。
しかし、それが真実であり奥義への道なのです。
努力とはそんなもの。
やってみるとつまらないもの。
でも、裏切らないもの。
わかるかなー、わかんねーだろなー、いえーい。
ではまた。
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