現実を見る

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

見なくていい時もあるのが現実。

雪の動画を撮るようになって、舞い降りる雪をどう表現しようと考えていて浮かんだ言葉が

 

『蛍』でした。

 

初夏から夜空に浮かぶ小さい光の軌跡。

ふわふわと、緩急のある動きと光り方が幻想的で、毎年ホタルが群居する場所に子供連れやカップルが集まる。

 

そんな報道があります。

 

 

映像に共感して大方の人たちは「美しい」と判断するのですが、中には『蛍はムシだよ』と現実を見ている人もいます。

 

飛ぶ時って、背中がぱかって開いて、中から透明な羽が出てぶぅ~んって目に見えない早さで羽ばたいてるんですよね。ナウシカに出てくるウシアブが蟲笛で空にはばたくまでのシーンが気持ち悪くて見られない人はわかるだろう。

 

背中がぱかっと開くのもトミーのミニカーみたいで私はかっこいいと思うのですが、なぜそこが機械的に開くのだ!と思うらしい。

 

あと高速道路で覆面パトカーに取り締まりを受けた時、もしくは取り締まりを受けてしまう車両を見た時に、天井からパトライトが出てくるところを見た人も同じ感覚かもしれない。

 

と、現実をみてしまう人もいる事を理解してお稽古しないといけないと思います。

 

夢も大事ですが、現実も大事。

お稽古無くして上手にはならない。

 

ではまた。