ブログを御覧いただきありがとうございます。
津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
また世の中が警戒モードになってしまいました。
舞台は開催できるのだろうかと心配なところですが、今のところチケット申し込みは順調の様子。
このまま持ってくれれば開催できるのかも・・・と期待しています。
今日の宣伝も大会です。
津軽三味線コンクールが北陸へやってまいりました。
大本になる大会はジャポニズム振興会主催によって開催された吉崎御坊での大会です。
新世代コンクール←過去記事です。
大会後に反省を含めて今後の方向性を話し合い、やはり北陸といえば金沢であろうということで実現しました。
話の発端は、石川県で津軽三味線を教えている、一川明宏さんからの相談。
ジャポニズム振興会(浄土真宗東本願寺の関係団体)が主催していた、新世代コンクールに生徒の本田凛ちゃんが招かれ、その後にこの新生代コンクール内で、津軽三味線のコンクールを開催出来ないか?と話を持ち掛けられたとの事。
一川明宏さんといえば、いろんな大会へ出場経験があり、
大会内部のことまである程度知っている人なので、
相談としては適任でした。
しかし、開催場所が福井県の吉崎御坊では出場者にとって、
交通手段および宿泊計画が難しい場所。
金沢で大会を開催してもいいのではないか?と
以前から話をしていた一川明宏さんからすれば、
少し困惑気味に開催された新生代コンクールでした。
開催前からうちの先生も加わり、
相談にはのっていたのですが、
ここは一川明宏さんと同意見。
場所の事、
そして年齢制限があることを、
うちの先生も考え直さないと、と話をしていました。
結果、盛り上がる大会にするためには…
と考え直す事になりました。
『来年3月ころに開催予定です。』
まだ詳しくは決まっていないと連絡があった後、
次には、すでに会場と開催日が決定されていて驚きました。
主催団体もすでに設立されているのですが、
ここは全くノータッチという・・・
協力団体に、青森民謡協会が加わっています。
ここはわたしもジャポニズム振興会の関係者に話をしましたし、
青森民謡協会にも「もしかしたら話があるかも」と触れてはいました。
わたしの動きとしては、参加者を募る事でいいのかな、
と思っていますが、もしかしたら後で話があるのかもしれません。
さてここからは不安要素のお話。
この大会には、気になる点が2つあります。
会場に関しては問題ないのですが、
開催日は、日本民謡協会の石川県福井県連合委員会の
大会(毎年3月第4週)と重なる可能性大です。
今のわたしは日本民謡協会に
所属していないので分かりませんが、
開催日が重なれば、
石川県福井県の日本民謡協会関係者は
参加協力出来ないと思います。
そして、開催日の翌週は、
日本民謡協会主催の
津軽三味線コンクールの開催日(毎年4月第一日曜日)という・・・
今年はコロナの影響もあるので、
助け舟になっている感があるのですが、
次回は開催日の設定をよく考えないと、
選手が参加しにくい大会になってしまう可能性があります。
地区の大会と本部の大会に被る、
近いというこの2点は話し合いをしていかないといけないと思います。
大会の開催はとても難しいものですが、
選手にとっては会場が自宅から近くなったり、
チャンスが増えたりするので喜ばしいことです。
これでまたお稽古への情熱が増したひともいるのではないでしょうか。
全国の津軽三味線をたしなむ皆さまのご参加をお待ちしております。
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