ブログを御覧いただきありがとうございます。
津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
もう一週間以上前の話ですが、ひさびさに舞台演奏しました。以前ならブログ掲載できる舞台であれば喜んで掲載していましたが、今はどうしても悩んでしまいます。
ひとが集まってなんぼの仕事でもあるので、この場が感染拡大の現場になったらどうしようと思ってしまいます。
企画自体の断念も経験しました。
企画依頼のキャンセルも経験しました。
わたしだけではなく、たくさんの人の脳裏に恐怖がのしかかり、足を止めさせてしまいました。
しかし、こういった個人の楽しみというのは必要な存在になっていたりします。こわいからといって無くし続けるのはどうかと思いますし、よい対策と手段をみつけていかなくてはならないと思います。
今回の演奏場所は学校の体育館。
扉、窓は開けっ放しで当日は心地よいくらいの風もあり換気は十分。入り口では検温や手指の消毒、客席の間隔は広くと対策は念入りにされていました。こういった地道な部分が今後に必要で、そこにかかる費用と労働力をどこからひねりだしてくるかが鍵になるんだろうと思います。
会場選びも大事です。
今までは閉鎖空間が当たり前だったのですが、今後は閉鎖空間から離れて活動する事も考えなくてはなりません。湿気に弱い楽器なので外気に触れるのは歓迎できません。人口皮などの用意も必要になるはず。
そして会場周辺の住民への騒音問題に関しても気を配らないといけません。
たまたま今回は開放空間で音を出しても大丈夫な条件でした。
地域住民を招いたりしていますし、動いてくれたのは地域のひとたちでした。
こういった条件をさがしていけば、演奏会に限らず様々な企画もこわがらず実現できるはず。
そう感じた一日でした。
固い前置き分はここまで。
ここからは気楽な観光気分。
場所は和泉村。
花桃の季節に本当なら訪れていたはずなのですが新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止に。
また来年にでも、とつながった縁が秋に機会を与えてくれました。
だれのスケッチでしょうか。
すてきなポスターがあり、このイベント情報が地域のひとに回覧板でまわっていたとか。
ちょっと早めに到着したので開始前に九頭竜ダムまで足をのばして娘殿1号2号と福井観光。
意外と住んでいる県の観光ってしたことがありません。
今日はちょうど良い機会と思い風景を楽しみました。
息子殿は車で熟睡してました。
九頭竜ダムはコンクリート建造物ではないのが特徴です。
ダム湖といえばマスやブラックバス、と釣り好きの想像力は水辺で盛んになるのですが、立て看板をみたら水位の変化が激しいのでボートでの釣りは禁止されているとの事。
いっぱい良い魚がいそうな気配はあるのですが・・・
近くにはスキー場もあります。
今の時期だとキャンプやバーベキューがメインのようです。ここでスキーをしたことはないのですが、かなり急斜面に見えました。
標高を考えると雪質もいいかもしれません。
ただ、ある程度上手な人でないと難しいかと・・・わたしはロッジでカレーを食べるのがちょうど良さそうな印象を受けました。
道路沿いの休憩所には滝がありました。
滝のある場所に作ったんだと思います。
山道の運転で気の張った状態を癒してくれるおもいやりでしょうか。
あと食べてはいませんが、この辺は蕎麦が美味しいはず。
会場近くにあった道の駅にも蕎麦があったので次の機会があるときは試してみます。
食べたのはマイタケ。
この地域の特産品でもあるのですが、ちかくに住んでいる知人より頂きました。
わが家ではすき焼きにして仕上げましたが、だれが食べても納得の一品になるはずです。
わたしにとっての演奏会にはこんなに楽しみが存在します。
楽しみ過ぎと言われるかもしれませんが、この楽しみがあるからむずかしいも稽古出来るわけで・・・。
アメリカ大統領も感染してしまいましたが、はやく安心して音楽を楽しめるように、イベントを楽しめるように世の中がなってほしいです。
今日も一日がんばりましょう。
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