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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
今日のお話はどうでもいい話。
納期:2020年06月上旬SOTO(ソト 新富士バーナー) おつまみ香房 ST-115-12アウトドアギア スモーカー本体 クッキング クッキング用品 スモーカー 燻製器
同じのが見当たりませんが、段ボールで出来た簡易燻製器でデビューし、後にブリキ製の燻製器を購入。
今では燻製する素材をキャンディチーズに絞り、ビールの友を量産して楽しんでいます。
緊急事態宣言が解除された時だっただろうか。
晩酌を楽しもうかと、その日のおつまみを楽しく燻製中に起きた出来事。
普段通り晩酌はしていたのですが、このところ収入も減ったので、なるべく安くで手に入りつつも、なるべく美味しさを求め、結論に至ったハイボールという選択。
ビールが本当は大好きなのですが、割高になってしまうことに気付き変えたわけです。
ビールからハイボールに変えた事で、おつまみも変わりました。燻製キャンディチーズもおつまみとして割高なので、激安の殿堂ドン・キホーテで売られている鶏レバーに変わりました。
一時期、激安ワインのアルパカにハマっていた時はレバーペーストにしていましたが、最近はシンプルに甘辛く炊いたものに変わっています。
経費削減も兼ねての変更もあるのですが、燻製キャンディチーズがとてもビールに合っていたのに、ハイボールには合わないという・・・香りに関してウイスキーにも燻製香があるはずなのになんでだろう。
そんな事情を知らない母親が「はいどうぞ」と、お昼ご飯の買い物がてらキャンディチーズを買ってきてくれました。週3くらいで燻製していたわたしが、このところ燻製してないなと思っての購入なのだと思います。
材料があるなら・・・と準備していたら燻製器のふたに虫がとまりました。
黒光りするちいさいちいさい甲虫。
タラの芽にくっついてくる虫で、料理前に山の神と娘殿1号2号が騒ぎながら外に放していたやつです。
『お前も燻製にしてやろうか!』
デーモン閣下の如く冗談を言い放って、せっせと燻製の準備。
いい感じに煙が出てきてキャンディチーズを燻製器の中に置くまでの間中、わたしを見守るかのように燻製器のふたのうえで甲虫はうろついてました。そしてふたの隙間から出てくる煙におどけるようにちょこまかと歩き、燻製キャンディチーズの出来上がりを心待ちにしているような様子でした。
約20分後。
そろそろ出来上がる頃。
燻製している間の時間で出かけていたので、ふたの上で何が起きていたのかわからない私。
まだ煙が出ている燻製器のふたの上で甲虫はひっくり返って命の灯を失っていました。
「なぜ?楽しみにしてたんじゃないのか?」
まさかの惨劇に直ぐに事態を把握できませんでしたが、おそらく煙に巻かれて一酸化炭素中毒になったのだろう・・・
準備中まで飛び立たずにいたのは不思議ではあるが、そもそも体力を多く使う飛行を、野生の生き物はしないらしい。飛行は移動手段ではなく、天敵から逃れたりするための手段なので、危害を加えるそぶりがわたしに無いのでそこにいただけだったのだろう。
そして突然出てきた煙が気門に入り、異常を察知。
察知した時の行動が煙から逃れるために方向を定めず右往左往した行動。
わたしはこれを喜んでる、と勘違いしたのですがなぜここで飛ばなかったのか・・・
甲虫は成仏できたであろうか。
その日の燻製キャンディチーズは複雑な味わいでした。
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