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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
昨日は基礎練習だけも飽きるので、応用も混ぜましょうというお話。
基礎練習としての練習は「体力づくり」が主題で、とにかく長く演奏してみるというもの。
10分間弾き続ける。
ただそれだけでも結構消耗します。
スポーツでもスタミナをつけるための練習をしますが、それと同じもんだと思ってください。
で、今日はここに応用を合わせます。
演奏するのは曲弾なので、短い曲を繰り返して10分弾くのとは、難易度がぐっと上がります。
さらにここへ『なるべく同じフレーズを使わないようにする』という条件を加えます。
かましのフレーズや16のツボではじきの連続のフレーズなどの定番ものは一度使ったら次は使わないようにします。
あと、曲の後半に持ってくるとさらに辛くなるのが、1の糸での力押しのフレーズで、取り入れるとよりいいかもしれません。
9分25秒。
10分にちょっと足りませんでした。
気を付ける点は撥捌きや音の出し方は粗末にしない事。
基礎練習となる部分はしっかり守った上で色んなフレーズを盛り込んで10分を目指してください。
ネタが切れると再びあのフレーズを・・・なんて事はあると思います。
それはそれでネタを増やすお稽古へと意識が繋がりますし、そんなに気にせずやってみましょう。
あと、腕がぱんぱんで辛い、手首が肘が痛い、というところまで来たらやめてください。
最初から無理はせずに徐々に取り組んでいけばいいかと思います。
動画を撮るのに何回も演奏してつらくなりました。
ということで、今日もおしまい。
今日も一日がんばってみましょう。
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