ブログを御覧いただきありがとうございます。
津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
このままでは、燻製したキャンディチーズで、美味しいビールも楽しめなくなる・・・そんな不安な心境で、神頼みして来ました。(冗談です・・・たぶん)
先ずは神明神社へ
続いて出雲大社福井分院へ
最後に加茂河原にある熊野神社へ
お願いしたのは横浜にぎわい座が開催できる事。
※ここからは結構真剣なお話
大阪で開催された津軽三味線のコンクールは、要請前ではあったものの、判断直前直後には、行政からいろんな判断がありました。
私も格闘技は好きな方なので応援はしたいところですが、行政からの要請に反して開催したK-1には、疑問しかありません。
実際、コンクール終了後も、2週間は自分自身や家族の体調もそうですが、感染者発覚後の調査によって保健所から大会事務局へ連絡が無いことを祈ってました。
騒ぎすぎという点も感じない訳ではないですが、ひとの生き死にがかかる事態に発展する事を考えると、開催という判断は慎重であるべき。
主催者はいかなる危険性も受け止める覚悟が必要であり、中止になった際の責任の取り方も問われるのは当然です。
開催すれば、世間様より叩かれる事だって覚悟してる、とはいえ、亡くなる人が出た場合は、そう簡単ではありません。
でも、勇気を届ける、楽しみを届ける職業を考えると、今の状況は非常に苦しい事が多すぎます。
届ける手法はいくつかあって、最近注目されているのは、無観客や動画配信という方法。
しかし、届けるためには、選手や演者も、安心して生活出来るための先立つものが必要なんです。
身体を鍛えるにせよ、腕を磨くにせよ、かかる経費はかかっていますし、そこをかけているから輝いている才能でもあります。
なにもしないで体は頑強にはなりません。
なにもしないで、ひとの心を動かす演奏技術を得る事はできません。
そして、大事なのは精神、心です。
届ける者が殺伐とした気持ちでは、届くものも届きません。
反対に、その殺伐とした感情が、届いてしまうでしょう。
世の中を回しているのはお金です。
人の精神を安定させるのもお金です。
文明から離れて暮らす人たちは?とか言う人がいますが無視します。世の中で一番先に必要なのはおかねなんです。(黒佐藤)
綺麗事ばかりを並べて美しくしていたいですが、子育てや生活の方がわたしは優先事項です。
家族が暮らせないならアルバイトもしますし、本業を辞めてしまってもいいといつも思っています。
大事なのは自分と家族の未来なのであって、周辺のひとはその次です。
普段から平常を保てるようにするためにも、稼いでいなくてはなりません。
人の気持ちを考えられる余裕を生むために稼いでいなくてはなりません。
なにかを我慢してでも、稼いでいなくてはならないんです。
イベントや舞台など、ひとがたくさん集まってしまう行事を今の時期に開催するのは、確かに疑問をいだいてしまう状況です。
中止して解決できるだけの経済力があれば・・・
延期できるだけの経済力があれば・・・
企画を立ち上げてしまい、それに心血を注いだひとにとって、今の状況はこれ以上ない不運でしかありません。
わたしも疑問を抱いてしまう人間のうちのひとりではありますが、背景が見えてしまうので、納得してしまう部分もあります。
なし崩し的に各地でイベントが盛り上がり、感染が爆発的に広がるだろうとの話も聞こえています。
でも、なにか覚悟があって開催されているのだろう、という気持ちと監視の目を持って、見て頂けたらと思います。
※ここで一気に元通り。
困った時の神頼み。
明日の燻製作りとビールが無くなりませんように・・・m(_ _)m
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