審査の見方

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

審査の見方ですが、順位を気にする?点数を気にする?どちらでしょうか?

 

私は点数を気にします。

 

大阪大会の審査では民謡なら4人、三味線なら5人の審査員の総合計で順位が決まります。

 

見方、判断、読み方としては以下のとおり。

 

①点差が1点以内の人であれば、明日になれば順位は逆転します。

②点差が2点あれば実力差があります。

 

単純にわり算したら1点という差は、審査員ひとり辺り何点でしょう?ではその点数はなにを意味するでしょう?

 

私ならコンディションの差と捉えます。

自分との差は調子が良いか悪いかの差、が1点差です。

 

でも2点差になると意味が変わります。

調子の良し悪しとは別にミスが目立つか目立たないかが加わってきます。

 

ちなみに。

審査員の門下生が出てきた場合に点数はどうなるのか?というと、普段のお稽古で注意しているところが出来ていないと『より』減点される可能性があります。

 

「教えてたのに・・・」なんて心理が無い、なんてことはありません。と、わたしは読んでます。

 

 

ですから、気にするべきは『何点差があるのか?』です。

最近はどこの大会も点数を公開していますが、見方を間違うとただ沈む、ただ凹むばかりです。

 

よーく点数を見て、よーく考えてみると順位はすぐに上がります。

 

 

たぶん。

 

また一年がんばりましょう。