結局

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

重造会の選手の皆さんも、大会へ備えてお稽古の毎日を過ごしています。

 

進捗状況はそれぞれの仕事や家庭の都合などもあるので違いますが、悔いのないようにしてほしいと願います。

 

その手助けがわたしの使命であり、舞台へ出る直前まで後押しします。

 

ただ、最後は舞台の上でひとりになります。

 

 

その時に過去に注意されたことや、自分で気付いて直してきた事。褒められたことなどをきちんと思い出し、確認してから演奏に入って欲しいです。

 

その演奏を聴いて審査員は採点します。

審査員として座っている人たちも昔は同じ道を歩んでいます。

なにが難しいのかなんて自分も体験してきているので全部知ってます。

だれでも初心者から始まっているんです。

 

どこまで用意周到に。

 

どこまで計画的に。

 

どこまで念入りに。

 

それを積み重ねて積み重ねて高い技術を身に付けているわけです。

 

大会審査に満点はないのはなぜだろう?という記事をシリーズにして書きましたが、本当は満点は存在します。その満点はあなたの中にあります。

 

 

・・・なんてことではありません。

 

 

本当の満点とは審査員の遥か遥か上を行く演奏をすればいいんです。

文句をつける場所がないのではなく、ぐうの音も出ないほどの演奏をすればいいんです。

満点を付けざるを得ない演奏をすればいいんです。

 

 

わたしは今でもそれを求めています。

必ず出来ると信じています。

結局最後は気持ちの問題であり、その気持ちが音に伝わり人に伝わるのだろうと思います。

 

 

 

審査員と大会で競争するつもりでお稽古に臨みましょう。