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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
今日は、福井市文化協会の評議員会総会でした。
昨年度の活動報告を踏まえて、今年度も市民文化祭および市民文化活動に協力を・・・と会議は進んで閉会しました。
参加している団体は多岐にわたり、展示を主とする団体に、舞台での発表を主にする団体。
茶道の団体もあるので、活動範囲はとてつもなく広い企画が練れるのが文化協会です。
今年も11月3日に文化祭があり、我々は福井市文化会館で芸能発表をします。
日本舞踊にバレエや吟舞に民謡舞踊、社交ダンスは見たことがありませんがフラダンスなどの様々な舞踊に、箏曲や詩吟に民謡や歌謡曲。
本当ににぎやかな舞台になりますので一度見にきてもらえたらいいなぁ・・・と常々思っています。
感覚的なことなので判断は分かれるとは思うのですが、それぞれの団体で、毎回新しいことに挑んでいます。
演目を新しくする、だけではなく過去の演目を練り直しているので、変化は分かりにくい(通わないとわからない)ので判断がわかれてしまうわけで、毎回新しい発見をしながら私は見ています。
29日に控える横浜にぎわい座の公演も同じで、演目だけ見てれば過去と同じ演目(定番のものもありますけど)があります。
でも内容は変わっていたりします。
普段のわたしは津軽を表す三味線演奏をしてればいいのですが、それだけで舞台やお稽古が済む訳はなく、いろんな地方の曲を演奏します。
いろんな地方という事だけあって、その地方特有の演奏方法も勉強するわけです。
笑い話なんですが『津軽三味線奏者が演奏すると、どの曲もじょんから節になる』というのがあります。本当にそうなんです。津軽じょんから節風の三国節(福井県民謡)なんてものが福井に来ると見れるときがあるんです。
それらを毎回訂正して、なるべく本場の音に近づけよう、と変えていったりしています。
目には演奏者が変わったり、分かりやすい変化を前面に出しているので、気付きにくくなっていますが、微妙なところにこだわってますので、そこに気付いてくれると嬉しいです。
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