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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
人間は忘れることが出来る生き物。
忘れる事が出来るから辛い過去に囚われずに未来へ向かうことが出来る・・・と、なにかのドラマか映画で聞いた記憶があります。
昨日も忘れていることがありました。
姉2号の誕生日と、もしかしたら姉1号の誕生日。
東北大震災の報道がされるようになるころに姉2号は誕生日を迎えます。
姉1号に関してはここで思い出しても昨年の話なので手遅れもいいとこです。
ま、家族ってそんなもんでしょ。と勝手に納得の震災の日でした。
姉2号は仙台で暮らしています。
被災したのであの日以降は母親がバタバタと仙台に向かえる手段を探したり、不便な生活中に役立ちそうなものの買い物などしていた記憶があります。
行きたくても、送りたくても叶わないという悔しい想いを母親はしてました。
割りと早くに電気と通信が出来たので、Skype(テレビ電話)で顔を見れていたのが唯一の救いでした。
亡くなった人達の報道がたくさん流れているの最中でしたし、文明のおかげでこんなにも安心できるのかと考え直した記憶があります。
あれから8年。
記憶が薄れたりしている場面や場所もあるようで、未だに大変な想いをしている人が大勢います。
完全な復興は難しくとも、やり遂げる気力だけは失いたくないですね。
がんばろう日本。
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