ブログを御覧いただきありがとうございます。
津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
家の前に銀杏の街路樹があるのですが、だんだんと葉が落ちる(憂鬱でもある)ようになってきました。
今朝は少しだけ落ち葉集めに協力。
福井は田舎なのですが、わが家はその中でも都会になる場所にあるため、季節の移ろいは感じにくい環境だと思います。
しかし、少しながらの自然(街路樹や植え込み、公園など)が季節感を感じさせてくれます。
音楽を仕事にする上で変化を感じ取れる事は非常に大事なことであり、いつでもなまくらにならないようにしたい所なのですがなかなかそれも難しいのが現実です。
思うほど毎日毎日、感じられる変化というものは起こりません。日々の積み重ねをして、1か月後や半年後、1年後や5年後にやっと分かる事の方が多いような気がします。
人はせっかちなもので日々の変化を求める事を願う(お稽古などは特に多い)わけですが、そうはいかないようになっているようです。
自然の移ろいのように毎日毎時見ていても変化は感じません。
ある日突然色づくような気がする銀杏でさえも、実はだんだんと色づいているのであり、普段注視していないから「突然色づく」ように感じるだけなのだと・・・
お稽古は一進一退。
毎日上達したいけれど、そうするためには身を削る集中力が必要です。うまくなれば、うまくなるほどそれは大きく強く必要になります。
月が空ければ滋賀大会。
さて、残りの日々をどう過ごすのか。
今日も一日がんばりましょう。
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