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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
昨日の尾鷲節全国大会、選手の皆さんの結果が出たのですが厳しい結果でした。
唄に関して悪いところがあればと思うのですが、これがまたどっこいどっこいの人もいるわけで。
大会あるあるなのですが、印象点で順位が変わったとしか思えません。
自信がなさそうにしているよりは、自信満々にしていた方が点数は上になります。
声も調子が高いひと、大きい人の方が点数は上になります。
上手さ、がひっくり返される一番の要因でもあります。
今回はというと、私が原因なところもあります。
もともと太棹の三味線は使わない地域の唄なので、本来なら中棹より細いくらいの民謡三味線で臨んだ方が良かったのかなと思います。
構えも違いますし、なにより音が違います。
やさしい音色が出るように細い糸の番手にしていましたが、やっぱりそうではない音が出てしまいます。
ここに印象点(三味線だからって何でもいいわけじゃない等々)も加わってくると同じ腕前の人同士なら・・・
道具は高いのですが、こういった大会の場合は道具の選択は考えた方がいいのかもしれません。
少しのうっかりが結果に響くことは多々あります。
反省です。
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