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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
ギターを触っていた頃からなのですが、わたくしチューナーを持ったことがありませんでした。
無くても合わせられるという、お稽古で鍛えられた部分が発揮されていました。
ですから「この曲は半音下げのチューニングにしないと・・・」とか言われても意味が分かりませんでした。
なんとなく「ほかの曲よりは低い」程度の解釈で、演奏していた曲が気持ちよく周りと合っていれば納得していました。
最近使い始めたものではなく、ずいぶん前にプレゼントしてもらったICレコーダーにはチューナー機能が備わっています。
知ってはいたのですが、使わずともいつもの調子笛(正式名称アリ)でびよよーんと合わせて使わず仕舞いだったのですが・・・
『あら、微妙にズレてますがな・・・』
使ってみると、わたしの耳では少し低めに音を捉える事が判明。
調子笛自体も怪しいところはあるのですが、やっぱり自身が捉える感覚のズレの方が大きく感じました。
かといって、全く違う音なのか?というとそうではありません。
チューナーのメモリがわずかに低い方へ傾く程度でした。
外れていなくて良かったような、厳密に合わせられてなくて良くなかったような。
微妙なところですが、「音感が超人的」みたいなことを言われていつも否定している裏付けが取れたので良しとします。
そう、三味線はそれほど音感が無くても楽しめるのである。
本当はだめなんでしょうけど(´д`)
耳も鍛えましょう。
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