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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
使うか使わないかは別として、千社札を作って持ってます。
材質は看板などに使われる紫外線や水、熱に強い素材で色落ちが少ないものだそうです。
作ってくれたのは看板を作る職人さんでした。
他の札が色褪せていく中で、この札だけがいつまでも色褪せず存在する=我々の芸がいつまでも色褪せず存在するように、という願いを込めて作ってくれたんです。
でもお社やお寺に行き御朱印を頂く事もなく、持っているだけで使う機会は無く・・・
それでこの千社札。
きちんと調べてみたら本来のものとは大きく離れている事に気がつきました。
先ず、勝手に貼ってはいけません。
必ず『奉納』しなくてはなりません。
縦縞、横縞、欲の籠ったものは貼ってはいけないので、きちんと形を守った上でようやく貼ることを許されるわけです。
お社やお寺に奉納出来るものは単色刷りの紙で文字のみ、さらに剥がしやすい接着物で貼ることになっています。
つまりこの千社札は奉納出来ない可能性が高く、名札替わりに使っていて正解だったというわけです。
気付かぬうちに不道徳を犯すところでした。
よかった、よかった(´ー`)
でも、自分の持ち物以上にある千社札。
そのうち下着にも貼られてるかもしれません。
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#作っただけになった
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