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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
今日の記事、
『なんだ、そんなことか・・・』
おそらくそう思われる程度の悩みです。※スルー可
「壽治」と「寿治」のことなんですが、私の戸籍上の本名は「壽治」になっています。
書き記すと長くなりますが、名づけに関しては物語があります。
選ばれた名前といいますか、私の名前は適当につけられたものでは無いことだけは間違いないようです。
しかし、この「壽治」なんですが、寿の【旧字】ということもあり現在は人名漢字から外されています。
名前には使ってはいけない漢字になってしまったわけです。
ついでに言うと、書くのが非常に難しく、私も高校受験の願書提出の時まで書けませんでした。
ずーっと「寿治」で過ごしてきて、受験の時に突然「壽治」にしなさいと先生から言われた時は困りました。
もともと書くのが好きじゃないので字は汚いく、そこへ難しく画数の増えた漢字を書けと言われても困りますよね。
勉強が好きで、少しでも難しい事がわかるようになった事を喜べるような勤勉学生ならよかったんでしょうけど・・・
その後、なんとか名前とのお付き合いをうまくしてきたわけですが、やっぱり「壽治」という漢字は世の中にとって難しいようです。
似ている漢字があるので間違われる、これはいつまでも付いてくるんだろうなと・・・
良く間違われるのは「喜」の旧字「嘉」です。
お店の会員証や登録、病院などで何度もありました。
読み方が「としはる」なんですけど、「嘉治」を読むと本当は「よしはる」になるわけで、それは先生の本名の読み方になってしまうんです。
だから訂正をするように、するようにしてきたのですがある時にそれを指摘されたことがあります。
大阪に大平佳美さんという民謡歌手がいるのですが、その人の発表会の時に「人がすっと読めない名前は良くないよ」と。
難しい感じなので印象には止まるけれど、結局「なんてお読みすればいいんですか?」と、気を使わせるところから物事が始まることになるわけです。
気を使われるのはいい事だとは思うのですが、「相手の名前が分からない」というのは不安ですよね。
読み方が分からないとか言う前に、仕事の相棒にもなる人の名前が分からないまま進めていくなんて考えられません。
そういった事を考えていくと「寿治」の方がいいと思うよ、との事でした。
ちなみに「寿治」にするとオリンピック選手と同姓同名になります。
体操の選手で、テレビでその名前が出た時に『同じ名前だ!』と嬉しかった記憶があります。
あ、なんか話の脱線の予感・・・。
今日も一日がんばりましょう。
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