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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
わが家にとっての「じょんから節」は特別な意味があります。
とりわけ先生には強い繋がりを感じるものがあります。
話を書き出すと長くなるので省略して書きますが、じょんから節発祥の物語中に和尚様が飛び込んだという崖のある地域があるのですが、その周辺が子供の頃の遊び場所であり、伝承するための歌詞中にその風景が一部出てきます。
時代は違えど先生の暮らした場所はそんな環境であり、じょんから節で生活し、子供を育て、家を建ててきたわけです。
じょんから節のおかげ、
とよく話をしますが
本当にそのとおりなのだと思います。
わたしは?というと、
4歳迄の記憶は、カエルがペタンコになって干からびてる姿と、姉1号に手を引かれて水たまりの水を触ろうとしているくらいのもの。あとは紙巻きタバコの葉っぱを紙を破いている記憶ぐらいです。
どちらかというと、その後の黒石よされの時期にあった組踊りに加わって、サービスの時間に唄ってアイスクリームをたらふく食べた記憶の方が強いです。
なんか子供の遊びの記憶しかありませんが、この祭りがプロになるための登竜門だったらしく、わたしも少しは繋がりをもって生活できていたようです。
すべては親のおかげであり、わたしが選べないところで生まれた縁です。
今はその縁がとても重要で、大切なものになっています。
コンサートではいつもじょんから節を演奏しますが、考えてなさそうで考えてます(´▽`)
さて、今日も一日、がんばりましょう。
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