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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
大阪府箕面市、箕面市民会館グリーンホールで2日間に渡り開催された、第14回全国青森県民謡コンクール大阪大会、第16回全国津軽三味線コンクール大阪大会ですが、盛り上がって終わる事が出来ました。
実行委員の一人として参加したのですが、毎年いろんな出来事が起きます。
今年は参加者が増えた事もあり、新たな奏者の存在を知る事が出来ましたし、新しい動きというか空気を感じました。
より一層選手の皆さんが大会を楽しめて、観客の皆さん、応援の皆さんも楽しめる大会にしていきたいと思います。
さて、先に昨日の結果です。
唄付の部門は1位のみの結果発表になります。
唄付部門優勝 中村滉己さん
総括ですが、1日目の民謡コンクールについては専属伴奏という役目の怖さを感じた瞬間がありました。
ある日突然に指名されて伴奏する、ということは慣れといったものが存在しません。
ですから、伴奏中に想像していなかった事態が起きたりします。
演目は止まらず終えられたものの、対応するまでに時間がかかってしまいましたが、腕をもっともっと上げなくてはならないと感じました。
しかし、専属伴奏であるから味わえる喜びもあります。
やはり担当したひとが入賞すると嬉しいです。
今回も伴奏の機会を作ってくれたひとが何人か入賞されました。
しかもそのうちの一人は総合優勝した知也兄さんです。
唄に乗せられ、三味線に乗せられ、などという言葉が舞台の上にはあるのですが、それを感じていました。
何度も今回の伴奏を聴きなおし、また来年へ向けて腕を磨きます。
そして2日目は津軽三味線コンクール。
今度はタイムキーパーとして各選手の演奏を監視していました。
舞台袖で陣取れるので重造会の選手の皆さんとも出番前に話が出来ましたし、三味線の状態を確認することが出来ました。
そして選手の演奏をすべて確認することが出来るので、今年の部門ごとの入賞難易度を計ることが出来ます。
実はタイムキーパーというものは役得感があります(´ー`)
今回の大会から滋賀県で同日開催されていたコンクールとは日付が離れたので新しい選手も見る事が出来ました。
そして過去から見ている選手の成長も見る事が出来ました。
明らかに今回の大会はレベルアップしていました。
重造会の選手がどうやったら入賞できるのか。
これを新たに考えなくてはなりません。
とても充実感のある大会でした。
より一層、自分自身も磨かなくてはなりませんし、大会がもっともっと面白いものになるようにしたいです。
また来年もよろしくお願いしますm(_ _)m
#大阪大会#無事終了#皆さんに感謝#お稽古#新しい何か
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