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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
津軽三味線の代表的な演奏技術に
「かまし」というものがあります。
4300や4303、430に43000なんて譜面で表す数字にカタカナだけ見ていると色んな種類の「かまし」が存在して、それらをすべてまとめて「そこでかまして!」などと師匠である人は話をします。
困った時はかます、これが鉄則の唄もあるぐらいで、必ず覚えなくてはなりませんし、必ず出来るようにならなくてはなりません。
ではそんな大事な「かまし」ですが、語源は?と問われると
私は観客を驚かせようと『かましてやる』
という意味から来ていると思っていました。
しかし、津軽弁でいうと(混ぜる)という意味もあったり、
農作業で使う(藁製の袋)などもあります。
同じ単語で色んな意味を持たせるのが得意な津軽弁だからこその展開に、
雨で雪を溶かそうとかましながらにやけてしまいました。
大事な技術ですので、教える方習っている方共に大事にしてほしいです(´ー`)
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栗林初男 (日曜日, 07 8月 2022 12:44)
山形在住のフランスYoutubeが青森市内の親戚での、1コマでたこ焼きの粉を混ぜる場面で、かもすと言う方言をされてましたが、かもの方言は初めて聴くものですから、市内のどの辺の方言なのかしりたいです、吾が輩の横内地区はかますでしたけど。上京して17年になりますが教え下さい。
佐藤壽治 (月曜日, 08 8月 2022 14:02)
私の家は黒石周辺の言葉ですけど、かますですね。
かもすとは聞いた事がありません。
隣村になるだけで言葉が変わる地域でもあるので青森市内でも南部寄りとかですかね?
質問に対し質問で終わりで申し訳ないですが、よくわからないですm(_ _)m