ブログを御覧いただきありがとうございます。
津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
きれいな音とは?
澄んだ音なのか?
正しい音程の音なのか?
過去に「あの人の三味線の音はキラキラと輝いている」
と賞賛された三味線弾きを知っていますが、
きれいな音とはどうやって出すものなのでしょう?
毎度疑問符のつく問題・質問です。
尋ねてくる人、話す人の想いの中にあるものなので
なんとも言い表せないものではあるのですが、
ウキウキとしてくるようなノリなどは分かるので
同じようなものなのだろうと思います。
道具について手を加えるのであれば、
糸は細め、撥は先が尖っていて、
しなりは柔らかめだとそれっぽい音に近づきます。
でも、これは小手先のもので、
なんとなくの音にしか仕上がりません。
冬の澄んだ青空の雪原に、
日に照らされてキラキラと風に舞う雪のような感じの音。
これはやっぱり技術を磨くしかないものと思います
・・・・・・たぶん。
なんでも体現できるようになりたいものです。
今日も一日がんばりましょう。
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