ブログを御覧いただきありがとうございます。
津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
先日、母親が絶対に無くならない職業として「音楽家」が存在すると講演会で聴いてきたそうです。
なるほど、なるほど。
真実だと思います。
人生、なにかと辛い事や厳しい事、譲れない事がたくさんあります。それらを常に我慢する、耐える形で過ごすようになると人は病気になったりします。もしかしたら命を絶ってしまう人もいます。
悲しい事ではありますが現実にあります。
そうならないために「心のよりどころ」として存在するものが「癒し」というものであって、それは人によって形が様々に変わり、その一部に「音楽」というものが入っていると思います。
人によっては家族であったり、恋人であったりするでしょう。
人によってはスポーツであったり、キャンプなどのアウトドア活動であったりするでしょう。
人によっては旅行や、食べ歩きであったりするでしょう。
耐えるための力を蓄えるために、なんて深く考えているひとはそれほどいないとは思いますが、「心のよろどころ」の中に音楽が入ってくるのは非常に嬉しい事です。
ちなみに、私は津軽民謡に津軽三味線が好きですが、それ以外にハードロックやヘヴィメタルなどの洋楽が好きです。
民謡や三味線は好きではありますが仕事でもあります。我慢している風なものは一切ありませんが、辛いと思われることはあったと思います。
反対に洋楽関係は辛いと思う事の方が少なく、楽しむという意味の方が多いです。
自分の中でも「音楽」というものがよりどころとなっていて、気が付けばいろんな楽器に触れてきたと思います。
衣食住が一番大切なことは分かっていますが、それと並ぶくらい大事なものであることは実感できます。
そんな大事なものを提供する側で携わっている事に感謝です。
愛好者が減っている状態の民謡界(´д`)
本当に廃業せずに未来へと続いている・・・事を祈ります。
今日も一日がんばりましょう。
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