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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
自分の関係する舞台やイベントの宣伝は協力したり、お客さんを集めたりするのも仕事のひとつ。
演奏するのも仕事なのですが、それ以外にもたくさんの仕事があります。
チラシの作成やチケットの作成、プログラムや会場や楽屋に貼るものなどの印刷物全般の用意。会社で印刷してもらい納めてもらうもの、自分で作っていくもの。
手書きがいいか、パソコンで出力したものでいいか等、どうでもよいような事でも、温かみを伝えたりしたい時はそこから考えるのも大事です。
会場スタッフに当日に行動して欲しい内容、用意して欲しい設備、こちらで用意する備品の準備。
必要であればどこかにお願いして作ってもらったり、会場スタッフに知恵を貸してもらい経費の少なくすむ方法を模索したり。
その準備のために頭の中に舞台風景や、舞台転換方法などを頭の中で温めておく必要もあります。
宣伝活動は新聞広告、テレビコマーシャル、ラジオコマーシャル、ポスターやチラシの掲示物。
自分の手から、生徒さんに協力してもらったり、知人や友人を頼って配るチラシ。
委託できる場所にはチケット売買までお願いしたり。
始まる前の打ち合わせに必要な事柄のまとめに、事前打ち合わせでの担当者の決定。
始まれば動いてくれる人や出演者の食事の準備に、交代や休憩の段取り。
終わればお祝いやお花を頂いたひとへのお礼状やお返しの準備に挨拶。
ざっくり考えてもこんな感じの仕事が控えています。
その中でも一番大事なのは、舞台が活況で終わるための、宣伝活動と集客だと思います。
そして一番苦労するものでもあります。
津軽三味線はだれもが興味を持つものであるとは思っているのですが、集客出来る=来場してもらえるには色んな要因が絡み合って可能なものです。時間の都合、仕事の都合、家族の都合、親戚の都合、町内の都合がすべて揃って初めて来場出来ます。
これはわたしの仕事だけに限ったことでなく、すべての職種や事柄に共通なことです。
その日にひとりでも来場者がいることは奇跡に近いことなんです。
そう、わかっているんです。
分かっているんですが・・・
寒いとストーブの前から離れられなくなるんですよね。
さむいですが、今日もがんばりましょう。
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