お隣さんに積水7。

いつもブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

重たい話「お隣さん」シリーズ。

今夜、話し合いがあります。

 

 

 

過去記事「おとなりさんに積水。」

↑第一回目の投稿記事です。

 

過去記事「おとなりさんに積水2。」

↑第二回目の投稿記事です。

 

過去記事「おとなりさんに積水3。」

↑第三回目の投稿記事です。

 

過去記事「おとなりさんに積水4。」

↑第四回目の投稿記事です。

 

過去記事「おとなりさんに積水5。」

↑第五回目の投稿記事です。

 

過去記事「おとなりさんに積水6。」

↑第六回目の投稿記事です。

 

 

 お隣さんが出来るにあたって心配することは日差しが遮られ、風通しが悪くなることも加わりカビの発生です。当然、体調不良などの影響も出ないとは言い切れず、特に子どもたちへの影響が心配です。

 

ですが、その配慮に関しては前回の話合いで積水ハウスの営業のひとから説明がありましたし、施主さんも積水ハウスの企業理念を信用し、気に入って契約されているとの事。

 

覗き見防止などのプライバシー保護に関しては、たくさんの道具(すりガラスや目隠しパネル、植栽)があるので、設置する計画をこれから決めていく事になると思います。

 

我々は今の住環境を守りたいため、積水ハウスは施主への利益と自社の利益を守りたいため、この2つの想いが交錯すればうまくいかなさそうではありますが、お互いの理解力と解決力によって変わっていくものとなるはずです。

 

今夜の話はそうなる・・・と思いたいです。

 

ただ、実は心配はそこだけではありません。

順を追って書くので長くなります。

 

現在、アパート経営や土地活用は以前から全国的に広がりを見せていて、現在もその広がりは止まっていません。なぜなら、日本はこれからどんどん人口が減っていき、空き家となる家が増え、不動産物件が増えていく予測が背景にあります。

 

しかし、売り物件は増えるものの、長引く不景気のせいで不動産を取得したいという購買意欲が上がることはなく、賃貸マンションや賃貸アパートの利用率が上がっていくという地下下落ながらも賃貸堅調という流れが到来しました。

 

そこへ商機とばかりに、遊んでいる不動産を持つ人たちに現在の土地活用を営業して広まっていったわけです。その後、景気回復の兆しが見えるようになってきて、不動産投資というものが広まってきました。遊んでいる不動産を持たない人でも土地活用で安定した収入を得られる、という話です。

 

資金を集めることで、企業は土地を探し、そこへ建物を立てて家賃収入による利益計算書を提示し、損益分岐は何年後になり、その後は利益のみが重ねられていくという、夢のある投資話に契約した人が増えました。

 

 

しかし、うまく採算性をとれる物件もありますが、うまく採算性がとれない物件も出てきました。この頃から契約内容に対しての注目と、注意喚起がなされ、企業はあの手この手で契約者が有利になるような契約内容を作ってきました。

 

9月4日配信・現代ビジネスより「絶対儲かるといわれた・・・」

9月6日配信・現代ビジネスより「節税どころか破産する・・・」

タイムリーというか、なんというか。

かなり極端な例であると信じたいですが、現実としてこの手の問題が訴訟へと発展している事例もあります。

 

 

10年も経つと建物は古くもなりますし、手を入れなくてはならない所も出てきます。そうすると修繕費がかかるようになり、最初から経済体力のある人が始めた土地活用であれば乗り切れるものが、経済体力が乏しいのに投資を始めたひとは、乗り切れなくなることも出てきます。

 

建物には「築年数」という切りたくても切ることが出来ない商品価値を決める物差しがあり、10年もすると家賃価格を落とす話も出てきます。

 

『古い物件、汚い物件には住みたくない』

 

物件選びをしている誰もが持つ気持ちであり、家主としては死活問題にもなる心理であります。本当は家賃価格を下げたくないけれど、下げざるを得ない状況に話をしていくのも、契約した企業であったりします。

 

最初は契約した企業が面倒を見ます!とばかりに入居率保証など有利になるような条件を指し示し、リフォーム案を作成し、家主がその物件を持つ間ずーっと経費を発生させ続け、自社の利益へと導いていく。

 

「うまい話は・・・無い。」

 

そう早く気付いたひとはなんとか切り抜け、契約内容の見直しに踏み出せる場合もあるようです。訴訟へと発展してしまうような問題は最初から存在していて、現在でもその内容は変わっていない企業も、変えた企業もあります。

 

 

 

今回の話はどちらなのか?

今回の話はうまくいくのか?

今回の話は大丈夫なのか?

 

 

 

差別的な発言で申し訳ありませんが、家賃価格の下落は、そこへ入居する人の質も下げます。

騒音の発生や治安が悪くなる事もあるかもしれません。

 

そうなってきた場合、家主(施主)は不在であり、トラブルが起きた際に管理会社の社員が行います・・・と、なったとして「いつでも」「何時でも」そのトラブルは「即座に」管理会社によって解消されるのか?という不安も付いてきます。

 

さらに、さらに、

『家主である人の収入確保はこの先ずーっと守られていくのか?』という不安もあります。

 

余計なお世話ですし、気遣い無用な話なのですが、もしかして経営がうまくいかなくて物件が売られていき、次の家主は「過去の話」と我々先住者である周辺住民との現段階までの打ち合わせた事は一切無視の反故にされやしないか・・・ 

 

 

ぐるぐる、ぐーるぐると、不安は渦巻きます。

さて、今夜の話はどこへ流れ着くのか・・・

#土地活用

#アパート経営

#マンション経営

#契約内容は熟読と精査と確認が必要

#過去に学ぶ