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津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
風物詩。
ああ、風物詩。
風物詩。
この時期の北陸は『海の宝石』で騒ぎます。
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船での漁もあるのですが、本場の富山では海岸線で網で掬えるそうです。
網は100円ショップ等々にも置いてある「虫取り網」で充分。
明るめに光る懐中電灯を片手に、砂浜や付近にある堤防付近で簡単に掬えます。
掬ったその瞬間にホタルイカは青く光り、網の中で輝く宝石のような様相になります。
海の宝石とはよく言ったものです。
そのホタルイカを簡単に美味しく食べる方法は「茹でる」方法。
時間をかけるなら干す。
このときに一手間かけて、目玉と口に骨を抜くと、口に当たるものがなくなり、するりとのど越し、舌触り良く、そして味濃く旨味たっぷりな料理に変わります。
『ホタルイカなんて小さいイカ、そんなに旨いんか?』
ぶっちゃけ、県外教室などで、料理屋で置いてあるものを食べた時の感想はこんなものでした。
しかし、自分で掬って下処理をきちんとすると、それはもう素晴らしい旨味が・・・
ハマった人は毎年現れ、県外からもその噂に引き寄せられ、夜な夜なライトと網を片手に雑談しながらホタルイカの接岸を待ちます。それほどの価値がある味わいです。
富山でイカ掬い。
本番は4月だとか。
富山は民謡もいいですが、ホタルイカもいいです(´ー`)
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